みるみる理解できない
宇宙の謎、とか深海の謎とかいうものが好きだ。
今月号のNewtonは下のような装丁で思わず購入。
みるみる(まるまる?)理解できなかった。

社会人になってから今まで、常に「何か」に焦っていた。
流行は追わないタチなのに、焦っていた。
もうすぐ30歳になるのに、
そろそろ生え際が気になる頃なのに、
その「何か」のかけらさえも分からないことに苛立っていた。
IT業界と呼ばれるところに身を置いているからかもしれない。
20代で社長になり、株式公開するのも珍しくない時代だ。
「無理するな、おれは大器晩成だ」と自分に言い聞かせつつも、
10しかない力を12出そうとし、その結果息切れたのだと思う。
「8割の力でいけ」とよく言われる。
しかし手綱の引き方を知らない人間にとって、
この言葉をすぐ実践することは難しかった。
試行錯誤の繰り返しが辛かった。
藻掻いた。長かった。
昨日、読んだ本のなかで、遠藤周作が書いていた。
「10の力を出していいが、20代30代のうちはそれを全て周りに見せるな。
そして一、二番手ではなく、三番手を走れ。」
これならできるかもしれない。
一度息切れしたが、今からでも遅くはない。
この言葉に出会った直後の今日、こんな本を見つけた。
「1歳から100歳の夢」(いろは出版)

題名の通り、1歳児から100歳のおばあさんまで100人の夢が
見開き毎に描かれている。
「何を焦っている?焦らず三番手を走りなさい。」と語りかけてくるような本だった。
私はもう焦らない。
最近のコメント