母の誕生日
昨日書いたが、6月8日は母の誕生日。
プレゼントは何にしようか、と思っていたが、
嫁と妹と相談して、誰も考えつかないようなサプライズを。
私は仕事で行けないということにして、嫁だけが行く。
それも、行くこと自体、母には内緒。
突然、「宅配便でーす」と嫁が実家を訪ねて、
出てきた母をびっくりさせる。
そして私はいない。
嫁が一人で遠路義母のために帰省してくれる。
プレゼントなど要らない。
絶対に嬉しいに違いない。
それを嫁と妹と、そしてちょっとの演技力を父に協力依頼。
そして、いざ本番。
嫁に「よろしくお願いします」と頭を下げ、朝早くに送り出す。
嫁が訪ねて行って母が不在ではいけないので、
あらゆる手を使って母を自宅に軟禁(笑)
母が外出しようとすると、妹は焦りまくって、
「私も行く~」といって化粧を長時間かけて、
服を時間をかけて選ぶ。(可笑しすぎる)
父も焦って「剣道の稽古にちょっと1時間行ってくるから待ってて。」
(可笑しすぎる)
そうしてようやく、
嫁が実家のチャイムをピンポーン。
母は「はーい」と玄関を開けて…
嫁が「お届け物でーす。」
母は頭が真っ白になって30秒固まっていたという。
(嫁がここに今いるはずがない、何で?何で?何で?)
(あれ、息子は?嫁が一人で?何?何?)
嫁はニコニコして立っている。
で、妹が出てきて「あ、姉ちゃん来たー。」
母は本当にびっくりしてようやくサプライズだと気付いたようだ。
自分の誕生日を忘れていたらしい(!)
で、父親が「よう来たなー」と言って帰宅。
「え?お父さんまで知ってたん?」と母。
「うん、弟も知ってるで。」
その後は、本当にみんな仲良く一日を過ごせたようだ。
母も大変喜んでくれたみたい。
私が行くと、おしゃべりの私が全部持って行ってしまう。
だからあえて行かなかった。
だから、みんなが会話できて、
「どれだけ私の親をすることが大変か」を母が言い、
「どれだけ私の嫁をすることが大変か」を嫁が言い、意気投合。
私の悪口をみんなで言い合って、
うちの家族と嫁がさらに仲良くなって絆が深まって。
(もちろん私の話題以外もいっぱいするけれども)
本当に幸せなことだ。
でも口には出さなかったらしいが、
息子の私の顔も見たい感じだったらしい(それはそうだ)。
それは来月の父の誕生日にまた違うサプライズで。
今のところは7つのパターンで、家族の絆を深める企画をしている。
1) 私だけが帰る。
2) 嫁だけが帰る。
3) 二人一緒に帰る。
4) 将来は孫を連れてみんなで帰る。
5) 嫁だけで孫を連れて帰る。
6) 私だけで孫を連れて帰る。
7) 1)~6)+何でもないときに帰る。
これで絶対にみんなが仲良くなれる。
一番いいのは4)だけれど、焦らずに。
但し、この前提条件として、優しい嫁、優しい父母、
そして、優しい妹弟がいるというのが大切だが、
幸せなことにそれが揃っている。
それに対し、私はなんと計算高い、つくづく嫌な人間だと思う。
しかし、私はおしゃべりで、人の笑顔を見たくて冗談を言い、
バカを演じ、今まで経験してきた面白い話を披露してしまう。
結果、言いたいことを嫁も妹も弟も言えない状況になってしまう。
だって、長男の、旦那の私にはかなわないから。
一流ではないが、兄妹弟で大学を出ているのは私しかいない。
それだけで妹弟には「かなわない」と思われてしまうのだ。
彼らには私にはない、とてもとても魅力的な所が沢山あり、
私はそれを尊敬しているし、見習わなければならない。
でも、悲しいけれどそれがまだ現実として存在する。
だから、私があえて引くしかない。
そこに私がいてはいけない場合がある。
私がいて、黙って聞いていればいい、というかもしれないが、
今までがそうだから、
「あいつに何か悪いことがあったに違いない。様子がおかしい。」と心配させる。
しかしそれで人の笑顔が増えるなら、
みんなが幸せだと思ってくれるなら、喜んで私の計算高さを発揮しよう。
計算高いということが、一概に悪いものだとは言えないと思う。
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