バレエ音楽の指揮者と言えば
エルネスト・アンセルメ。
彼の写真。

誰かに似ている。
あっ!!

喜味こいし師匠!!
というおかしな話はさておき。。。
最近転職して忙しかったので、全く音楽を聴けていなかった。
通勤電車の中でMP3聴けば、と思うかもしれないが、
とても聴ける余裕がない。
今日、転職して最初のお休みだったので、
久しぶりにゆっくりでき、音楽を聴こう!と思った。
さて、「何を聴こうか」という段階で、
私はまず純粋に美しい音楽、
情景が浮かぶ音楽、考えさせない音楽ということで、
チャイコフスキーのバレエ音楽を選択した。
バレエ音楽を指揮させたら、私の中ではこの人を超える人はいない。
それがアンセルメなのである。

チャイコフスキー:.バレエ《白鳥の湖》 作品20 抜粋(6曲)、
バレエ《眠りの森の美女》 作品66 抜粋(5曲)、
バレエ《くるみ割り人形》組曲 作品71a
スイス・ロマンド管弦楽団、指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1959年 ジュネーヴ
まず感謝したいのが録音のよさ。
これが1959年の録音?というほど(ステレオ!!)。
まさに黄金のDECCAサウンド。
そして、音楽を聴き始めると、スッとその中に誘い込まれる。
指揮者本人はどう考えているのかは計り知れないが、
全く作為的なものを感じさせない、
「ここはこういう感じで演奏してほしい」という願望を、
ぴったりとさわやかに満たしてくれる。
人はただひたすらに美しいものに出会ったときに、
訳も分からず、涙が流れるときがある。
そして今日、私は流した。
今日は母の誕生日。
母の好きな、チャイコフスキーのバレエ音楽。
それを完璧に演奏するオケとアンセルメ。
バレエ音楽の神様、と言われるアンセルメ。
ご興味のある方には、とにかく聴いていただくほかない。
このアンセルメ、実は指揮者になる前は数学の教授だったというから驚く。
エネルギーのリチャージ完了!!
P.S.その1
アンセルメ、注目アイテム5タイトル登場とのこと。
楽しみだ。
http://www.hmv.co.jp/news/article/805290054
P.S.その2
あの伝説のピアニスト、ディヌ・リパッティと
シューマンのピアノ協奏曲を共演したアンセルメ。
リパッティの余命が幾許なきことを感じていたアンセルメは、
瀕死の状態にありながらも、気高い演奏をするリパッティの姿を見て、
指揮中、涙が止まらなかったという。
(この10ヵ月後にリパッティは33歳で夭折する)
その話を聴いただけで涙が止まらなかった。
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コメント
不滅の名演ですね。
私の宝物の一つに、この三大バレエの全曲集があります。
アンセルメ・OSR来日時の記念として発売され、この中にはアンセルメの直筆のメッセージが添えられております。
録音の素晴らしさは特筆すべきですね。
半世紀以上たった今でも、色あせることなく、
参禅と輝いております。
私のシステムの調整は、すべてデッカのアンセルメの録音を規準にしています。
投稿: | 2008年7月 4日 (金) 19:11