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2006年10月19日 (木)

ザンデルリンクのラフマニノフ

K.ザンデルリンクは私の好きな指揮者の一人。
今は引退している。

特に彼のブラームス全集は、シュターツカペレ・ドレスデンを振ったものも
ベルリン響を振ったものも、私の欠かせぬ宝になっている。

今週は非常に精神的に不安定だったため、
彼とフィルハーモニアのラフマニノフ2番(交響曲)をずっと聴いていた。


Rach

一音一音を慈しむように大切に演奏されつつも、
決して情感だけに流されないこの演奏にどれほど心落ち着かされたか。

今の私にはこの音楽と、静かに燻る紫煙しか必要でない。

酒さえも要らない。


それにしても、今週の落ち込みようは今までで最も激しかった。
いい形で上向きであったが故にショックであった。

しかしこの病は治る寸前が一番苦しいと言われる。
私はそれを信じる。

このザンデルリンクのラフマニノフは、
一番苦しい時を支えてくれた音楽として、
後々もずっと手元に置いておきたい。


以上、どうしても書いておきたかった。

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